年上の彼と年下の元カレ


『お先に~』


と、先に理沙さんが帰って行った。


みどりさんはあたしを心配して


「ホントに大丈夫?」


と、聞くのだ。


優しくされると込み上げてくるものがある…


でも グッと我慢・・・。


これ以上みんなに迷惑かけられないから…


すると、急いで理沙さんが帰って来た。


「みどりさーん
買い物付き合ってくださーい」


「はぁ?あんたの買い物になんであたしが?」


「いいじゃないですか!!
早く着替えてください」



と、せかし


嵐のように二人が去った。


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