年上の彼と年下の元カレ


すると
ふわっと、敦の腕の中に包まれた。


そんなことされたら


もう無理。


あたしを抱きしめる腕の力がが強くなる


「亜美…
ゴメン マジでゴメン」


意外な言葉に『へっ?』と、
敦を見上げた。


「隆弘と二人きりであの日居たのかと勘違いしてた…
さっき宗一郎くんに聞いて、びっくりしたんだ」


「ああ…隆弘があたしがトイレに行ってるときに、TELに出たって言ってこの前あたしに謝ってきたんだ」


「オレ つい『カー』となって亜美のやつ何してんだ?って思って…
だったら次の日、元カレだって発覚しただろ…マジショックだった」


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