年上の彼と年下の元カレ
「敦 お前言ってなかったのか?いとこ同士だって」
「別に言う機会なかったし、どうでもいい話しだけど、今度あんな真似したら由美子さんにチクるからな。」
「冗談だよ。
さー 帰ろう!坂井は直帰したから、鍵はお前が責任もって閉めて帰れよ。」
「おう!
荷物整理済んだら、すぐ出るわ。」
いとこなのか… ふーん…。
あたしは黙って、二人の会話を聞いていた。
所長が帰って行き 敦は荷物を整理し始めた。