年上の彼と年下の元カレ

「うるさいやつらでゴメンな」


「別に普通だよ あたしの友達もあんなんだよ。」


「あいつらと居たからさ 亜美が遅いなんて感じなかったけど、急用が入った?」


「あたし 今日就職説明会があったんだ。予定通りに進まなくて…あっ!隆弘は進路どうすんの?」


少しカマをかけた。


ここで、『実はオレ高1なんだ』って言ってくれたら、まだ少しは信じてもいいかと…。



< 48 / 154 >

この作品をシェア

pagetop