年上の彼と年下の元カレ
店員さんは、あたしがプレゼントを貰うんだと、勘違いしたらしく
「優しい彼ですね、幸せ者ですよ~。」
と、言ったのだ。
別にそこは、訂正もせず ニコッと笑って返した。
お店から出ると、敦は
「サンキュー助かったよ。」
って・・・
「いえ・・・値段とか見ずに『これ』って 言ってしまって、こちらこそすみません。」
「いいよ、気にしなくて!それよりさー まだ時間大丈夫?」
「全然大丈夫ですよ。」
「お礼に、ご飯を奢るよ。」
「お礼と言われても何もしてませんから。」
「いいからいいから」