年上の彼と年下の元カレ


あたしは向こうの敦たちのテーブルが気になる。


すごく 楽しそうで笑いが絶えない。


気になる理由は!


こっちで出たその真中理沙が敦の横を陣取ってるのだ。


敦も、まんざらではない感じ。 デレデレしちゃって…


あたしは ホークで自分のお皿のプチトマトを ブチッと刺した。


それを見た隆弘が、


「食べもんに当たんないでくれる?」


と、笑った。


「当たってません!ただプチトマトを食べようと思ってただけよ」


「ふーん」


見られてたか・・・。


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