年上の彼と年下の元カレ


しばらくすると、隆弘が


「のどが渇いたー」


と、事務所へ入ってきた。


「はいどーぞ」


と、冷たいお茶を入れる理沙さん


二人はそこでコソコソと話をしてるのが見えた。


仲良さげじゃない?


別に構わないんだけど、どうよ?


敦を狙ってるように見せたり隆弘だったり・・・。


今度は隆弘があたしの横へ来た。


「何?親密な話してたように見えたけど?」


「気になる?」


「別に!」


「だよね~
亜美さんは、オレのような年下には興味ないからね ねっ!亜美さん」




< 74 / 154 >

この作品をシェア

pagetop