妄想彼女にご注意ください!




どうしよー。



王子様困ってるじゃない。



がんばれ!亜由美。



「ごめんなさい!いきなり・・・。

でもどうしても、『王子様とラブキッス!』の

王子様に似てて・・・。」




「なんだ。その本は・・。」




王子様あきれてるよ・・・。




「その・・・あなたが拾ってくれたその本です・。」




まさに運命の出会い!



まさか、ちょうどその本を読んでて

そしたら本人登場なんてうれしすぎ!




「この本か?」


王子はその本を広げた。


あ~指先まで美しいのね。

王子様・・・。




「ぷっ・・・・」



そして王子はいきなりわらいだした。
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