命の花~神様、もう少しだけ~
「オレの方こそ、

何もしてやれなくてゴメン・・・」


オレの言葉に、

真菜は首を振った。


「こんなに良くしてくれる旦那様、

要くらいだよ?」


「・・・え?」


「私がこんななのに、

私から離れていかないし、

二人の子供たちを、

愛情いっぱい育ててくれてる」


「・・・真菜」
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