命の花~神様、もう少しだけ~
・・・

遊園地を満喫した私たちは、

家路に付こうと、

門のところまでやってきた。


「要・・・」


「ん?」


要が振り返った瞬間、

私はその場に倒れこんだ。


「真菜!!」

遠くで、要の声が聞こえた気がした。



・・・

私、

一体どうしちゃったんだろう。

・・・

しばらくして、

目が覚めた。

・・・病院?

横を向くと、

愛梨がスヤスヤ眠っている。

要は、私の手を握りしめていた。
< 7 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop