命の花~神様、もう少しだけ~
「よかった。具合はどう?」

要が静かに口を開いた。


「大丈夫…ゴメンね、驚いたでしょ?」


「ホントに驚いたよ・・・

最近、調子悪かったのか?」


「う~ん・・・ちょっと吐き気がしたり」


私の言葉に、要が微笑んだ。




「どうしたの?」


「おめでとう。でも、もう無理はするなよ?

2人目のママ」


「・・・うそ」


「こんな時にウソついてどうするんだよ?」

「・・・だよね」

「今日は一日泊まって、明日には、

家に帰っていいって」

「そうなんだ」
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