秘密 ~わたしとあなたの~
はぁ…何なのよっ!パパがいない間に違う男と何してんのよ!!!!
イライラは、なっかなかおさまらなかった。
ひかりに言うべきかな…?
「蓮…?降りてきてちょうだい?」
階段の下からおかあさんの声が聞こえる。
知るもんかっ!
行ってもどうせ謝罪の言葉だろうから。
「行きたくない」
そう答えると、あたしはふとんにもぐりこんだ。
もう、なにも聞きたくなかったから。
♪~♪♪~♪
めーる…?
「あ、ひかりからだ」
【やっほー♪なんか落ち込んでいそうだからメールしてみた(^0^)】
えっ…すごいな。あたし、落ち込んでるなんてメールしてないのに!
友達っていいなぁ…。
【ん~…案の定落ち込んでるよ~!
おかあさんが、パパと違う男と会ってたの】
【えっ!それめっちゃ大変じゃん!!】
【でしょ~!?!?】
そんなこんなでメールをして、あたしはひかりの家に行くことにした。