秘密 ~わたしとあなたの~
よく分からなくて、つったっていた。
「先…生と付き合うって?」
先生ははぁ?!みたいな顔をしてたけど、ため息をついて詳しく説明してくれた。
「だからよぉ、俺は入学式にも言ったけど、教育委員会教育長の息子!」
はぁ…教育委員会の息子ですか。
って…
「ええぇぇっ!?」
「なんだよっ」
マジですかぃ?!こんなホストみたいな、全然教師に見えないヤローが!
「じょ〜だんはよしてくださいよ〜♪」
とか言って動揺を隠す。
でも、先生はふざけた顔なんかしなくて、あぁ…これはほんとの話なんだとか思った。
「その方法で、噂がこれ以上広まらないんだったら、付き合いますょ…」
「受け入れてくれるんだな?」
「…はぃ」
はーついに付き合っちゃうんだあたし達。