秘密 ~わたしとあなたの~

それから、よく分からないまま家に帰された。
家っつっても、ひかりの家だけどな。


「ただいま…」

「れ〜ん!!!」
「蓮ちゃ〜〜ん!!」


うげっ!この2人にはいいずらいっ!


「何があったの?こんな遅くなるってことは、なにかされた!?」
「あたし、蓮ちゃんのためならなんでも手伝うからぁ!!」


おい!

「いっぺんに言うなやぁぁっ!!!」


あたしが叫んだら、2人はやっと静かになった。

というか…なんで類ちゃんまでいるんだよ〜(泣)


「あ、蓮ちゃんおかえりなさい♪晩ごはんできたとこなの」


ひかりのお母さんが、優しくむかえてくれた。



この2人に、いつ言おう…。



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