秘密 ~わたしとあなたの~

こう言うしかなかったのか…。

もうすぐ3限目が始まる。顔、赤くなったりしてないかな?

トイレで顔を確認してから教室にむかった。


「蓮ちゃんっ!!」

「蓮っ」


2人はやっぱり心配してくれてたみたい。

抱きしめられてましたってことは言わないでおこう…。


「な〜に?大丈夫だよ☆心配ご無用♪」


あたしは、2人になにもきかれないうちに、そそくさと席に着いた。





類ちゃんは、ちょっと違う顔をしてたのに…………。

それに気がつかなかった…………。
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