ハーブレ！

「だって、あたしっ！紡技のこと、思いっきり蹴っちゃったし！！…『月華』って全員正体不明の秘密主義者って聞いたよ！？あたし、知っちゃったじゃん！！」



「あぁ～あれは効いたな～照、結構やるじゃん！！あと、秘密のことは、立夏と純も知ってるから。あの２人は、『いざという時に、助けにきて！！』っていう条件で黙ってもらってる。照は、どうする？」




あたしは～…




「あたしを強くして！車にひかれそうになっても逃げれるとかひかれそうになった人を助けて、自分も助かるっ！！…とか？」



「まぁ、いいけど…車にひかれるって何かあったの？」




まだ…言えないの。


ごめんね？


あたしに、勇気がないだけ…




「ごめん…何もないよ！」



「そ。じゃあ、今日から特訓する？」



「うん、よろしくね！あと、喧嘩も出来るようになりたい！！自分の身は自分で守りたいから！！」



「ん…了解。」



「ありがと♪」