雪男のぬくもり探し
まったく..
梓のせいで最悪な幕開けだ
と思いながら
クラス発表がされている掲示板へ
「あ、杏乃!!
同じ!クラス同じだよ!」
私たちの名前を先に見つけた梓は
恥ずかしいくらいの大声を出しながら
私の手を強く握る
「ちょっ!//」
満面の笑みで喜ぶ梓
あ、今しっぽ見えた
「早くE組行こー♪」
(なんでそんなに喜んでんだか..)
そんな梓に呆れながらも
手を引かれ教室へと向かった