クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
(7)
ゴミを片付けて戻ってくると、ロイドが目を覚ましていた。
「水飲む? それとも何か食べる?」
結衣が尋ねると、ロイドは天井を見つめたまま真顔で言う。
「おまえが食べたい」
「却下」
「じゃあ、水」
結衣はコップに水を汲んできて、ロイドに差し出した。
ロイドは身体を起こして、それを受け取り一気に飲み干す。
ベッドの縁に座り、結衣はロイドの額に手を当てた。
「まだ熱はあるけど、少しは元気になったみたいね」
コップを枕元の棚に置き、ロイドは結衣を抱きしめた。
「水飲む? それとも何か食べる?」
結衣が尋ねると、ロイドは天井を見つめたまま真顔で言う。
「おまえが食べたい」
「却下」
「じゃあ、水」
結衣はコップに水を汲んできて、ロイドに差し出した。
ロイドは身体を起こして、それを受け取り一気に飲み干す。
ベッドの縁に座り、結衣はロイドの額に手を当てた。
「まだ熱はあるけど、少しは元気になったみたいね」
コップを枕元の棚に置き、ロイドは結衣を抱きしめた。