クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
研究室で仕事をしていたり、時には会議や来客で科学技術局に行く事もある。
局長のロイドは休みが変則的なので、定期的に会おうとすれば、結衣の休みに合わせる方が楽だったのだ。
ロイドが研究室で仕事をしている時は、王子を捜していた時と同じように、結衣も研究室でおとなしくしている。
けれどロイドが出かけた時、結衣は王宮内にひとりで待っていなければならない。
始めの頃は、ロイドの部屋で絵本を見ながら過ごしていたが、ロイドの外出が長引いたりすると、それも退屈になり始めた。
厨房でパルメと話をしながらお菓子を作ったり、研究室でローザンに文字の勉強を見てもらったりする事にした。
研究室にローザンと二人でいると、必ずといっていいほど王子がやって来て、一緒に勉強を見てくれる。
あまりにタイミングよくやってくるので不思議に思っていると、王子が笑いながらこっそりと教えてくれた。
「ユイとローザンが二人きりで仲良くしてるのが気に入らないみたいで、ロイドがヤキモチ焼いてたから」
局長のロイドは休みが変則的なので、定期的に会おうとすれば、結衣の休みに合わせる方が楽だったのだ。
ロイドが研究室で仕事をしている時は、王子を捜していた時と同じように、結衣も研究室でおとなしくしている。
けれどロイドが出かけた時、結衣は王宮内にひとりで待っていなければならない。
始めの頃は、ロイドの部屋で絵本を見ながら過ごしていたが、ロイドの外出が長引いたりすると、それも退屈になり始めた。
厨房でパルメと話をしながらお菓子を作ったり、研究室でローザンに文字の勉強を見てもらったりする事にした。
研究室にローザンと二人でいると、必ずといっていいほど王子がやって来て、一緒に勉強を見てくれる。
あまりにタイミングよくやってくるので不思議に思っていると、王子が笑いながらこっそりと教えてくれた。
「ユイとローザンが二人きりで仲良くしてるのが気に入らないみたいで、ロイドがヤキモチ焼いてたから」