クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
(4)
翌日、国王と王子に挨拶を済ませ、蒼太を連れて研究室に行った。
ロイドは蒼太にいろんなマシンを見せて説明をする。
二人でなにやら難しい話を始めたので、結衣はいつもの窓辺の椅子に座り、小鳥の頭を撫でていた。
そこへ研究室の扉が開いて、王子がラクロット氏と共に、紙の束を振りながら入ってきた。
「ロイド、お願い事を書いて」
「あぁ、もうそんな時期でしたか」
つぶやきながらロイドは、王子の方に歩いていく。
蒼太もその後について、こちらにやってきた。
王子は紙を一枚ロイドに渡し、結衣と蒼太にも差し出した。
「はい。ユイとソータも書いたら? お祭りだし」
「お祭り?」
結衣が首を傾げると、横からロイドが説明した。
ロイドは蒼太にいろんなマシンを見せて説明をする。
二人でなにやら難しい話を始めたので、結衣はいつもの窓辺の椅子に座り、小鳥の頭を撫でていた。
そこへ研究室の扉が開いて、王子がラクロット氏と共に、紙の束を振りながら入ってきた。
「ロイド、お願い事を書いて」
「あぁ、もうそんな時期でしたか」
つぶやきながらロイドは、王子の方に歩いていく。
蒼太もその後について、こちらにやってきた。
王子は紙を一枚ロイドに渡し、結衣と蒼太にも差し出した。
「はい。ユイとソータも書いたら? お祭りだし」
「お祭り?」
結衣が首を傾げると、横からロイドが説明した。