クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
結衣が尋ねると、ロイドは首をひねった。
「どうだろうな。オレは毎年、副局長に怒られませんように、と書いているが、叶った事はない」
「今年も同じ事書いたの?」
「いや、今年は叶いそうな事を書いた。おまえとずっと一緒にいられるようにって」
「私も一緒」
二人で顔を見合わせて笑っていると、横から蒼太が背中を叩いた。
「はいはい。そういうのは二人きりの時にやって」
「あんたは何書いたの?」
「就職と博士号」
「どっちかにしなさいよ」
結衣は蒼太の背中を叩き返す。
「どうだろうな。オレは毎年、副局長に怒られませんように、と書いているが、叶った事はない」
「今年も同じ事書いたの?」
「いや、今年は叶いそうな事を書いた。おまえとずっと一緒にいられるようにって」
「私も一緒」
二人で顔を見合わせて笑っていると、横から蒼太が背中を叩いた。
「はいはい。そういうのは二人きりの時にやって」
「あんたは何書いたの?」
「就職と博士号」
「どっちかにしなさいよ」
結衣は蒼太の背中を叩き返す。