クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
(2)
翌日ロイドは、地下遺跡に潜るブラーヌと一緒に、仕事と研究室の片付けのために王宮へ向かった。
結衣は一人で留守番となる。
昨日来たばかりで、まだ自分の家だという実感が湧かないせいか、なんとなく落ち着かない。
リビングから外を覗くと、小さな庭が雑草に覆われていた。庭に出てよく見ると、雑草の間にミントやローズマリーなどのハーブも生えている。
他にする事もないので、結衣は庭の手入れをする事にした。
木のようになったローズマリーはそのまま残し、雑草と同じ勢いではびこっているミントは、少しだけ残して庭を一掃する。
庭が夕日に染まる頃、ようやく作業が終了した。
雑草がなくなった空間に、ケーキにも使える木イチゴ類を色々植えてやろうと企みながら、ハタと気付いた。
「ご飯、作らなくちゃ!」
結衣は一人で留守番となる。
昨日来たばかりで、まだ自分の家だという実感が湧かないせいか、なんとなく落ち着かない。
リビングから外を覗くと、小さな庭が雑草に覆われていた。庭に出てよく見ると、雑草の間にミントやローズマリーなどのハーブも生えている。
他にする事もないので、結衣は庭の手入れをする事にした。
木のようになったローズマリーはそのまま残し、雑草と同じ勢いではびこっているミントは、少しだけ残して庭を一掃する。
庭が夕日に染まる頃、ようやく作業が終了した。
雑草がなくなった空間に、ケーキにも使える木イチゴ類を色々植えてやろうと企みながら、ハタと気付いた。
「ご飯、作らなくちゃ!」