クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
二重人格の真相(3)
「なんで?」
「女の買い物は無駄に長いからな。買わないのに見て回ったりするし」
「いいじゃない。見てるだけでも楽しいんだもの。あなたは、そんなに早いの?」
結衣が口をとがらせて抗議すると、ロイドは大真面目に反論する。
「オレはそんなに早くはないぞ。どっちかというと、たっぷり時間をかけてじっくり味わう方だ」
どうして、そっちに話を持って行くのだろう。
結衣はガックリ肩を落として、大きくため息をついた。
「そんな事、訊いてないわよ」
だがロイドは、かまわず話を続ける。
「もっとも三ヶ月お預けを食らってるからな。最初は早いかもしれない」
「女の買い物は無駄に長いからな。買わないのに見て回ったりするし」
「いいじゃない。見てるだけでも楽しいんだもの。あなたは、そんなに早いの?」
結衣が口をとがらせて抗議すると、ロイドは大真面目に反論する。
「オレはそんなに早くはないぞ。どっちかというと、たっぷり時間をかけてじっくり味わう方だ」
どうして、そっちに話を持って行くのだろう。
結衣はガックリ肩を落として、大きくため息をついた。
「そんな事、訊いてないわよ」
だがロイドは、かまわず話を続ける。
「もっとも三ヶ月お預けを食らってるからな。最初は早いかもしれない」