クランベールの甘い日々 〜クランベールに行ってきます 番外編集〜
行ってみたいところといえば、ロイドが拾われた遺跡に、海の見える港の辺り、それから飛空挺を間近で見られる飛行場。
どれも街外れで、結構遠い。
あと行ってないところと言えば——。
「ねぇ。科学技術局は?」
考えてみれば、どうして連れて行ってくれないのだろう。
ロイドは局長なんだから、他の施設より、よほど気楽で、勝手知ったる場所のはずだ。
ロイドは途端に不愉快そうな顔になった。
「あんなところ、見てもおもしろくないぞ。今日は休日だから、一般人は中に入れないし」
「え? 誰もいないの?」
「誰もいなくなる事は、まずない」
どれも街外れで、結構遠い。
あと行ってないところと言えば——。
「ねぇ。科学技術局は?」
考えてみれば、どうして連れて行ってくれないのだろう。
ロイドは局長なんだから、他の施設より、よほど気楽で、勝手知ったる場所のはずだ。
ロイドは途端に不愉快そうな顔になった。
「あんなところ、見てもおもしろくないぞ。今日は休日だから、一般人は中に入れないし」
「え? 誰もいないの?」
「誰もいなくなる事は、まずない」