ビター・スイート・ラヴ
ホテルに戻り、順番にシャワーを浴びた。
先にシャワーを浴び終えた真紀はベッドの上で荷物の整理をしていた。
そこにバスタオル一枚を身体に巻き付けて浴室から夏美が出てきた。
真紀の隣のベッドに腰掛けた。
真紀はそんな夏美の姿につい目がいってしまう。
夏美はそんなことはお構えなしで下着を身に着けてホテルに据え置かれた
パジャマに着替えた。
もう、とうに日付が変っていたので、真紀は明日の日程を手短に夏美に
伝えてから寝床に潜った。
直ぐに隣のベッドから夏美の寝息が聞こえてきた。
真紀はなかなか寝付けなかった。その理由は夏美とのツーリングもこれで
終わりかと思うとなんだか切なくなってきた。
毎日、朝から晩まで一緒に行動して事故の危険と隣り合わせで走っている
と連帯感というよりも妙に情が移ってくる。
この気持ちを夏美に伝えたい‥、だけど伝えられない‥。夏美には恋人が
いるし‥。悶々としている気持ちを抱えながら、やがて深い眠りについた。
先にシャワーを浴び終えた真紀はベッドの上で荷物の整理をしていた。
そこにバスタオル一枚を身体に巻き付けて浴室から夏美が出てきた。
真紀の隣のベッドに腰掛けた。
真紀はそんな夏美の姿につい目がいってしまう。
夏美はそんなことはお構えなしで下着を身に着けてホテルに据え置かれた
パジャマに着替えた。
もう、とうに日付が変っていたので、真紀は明日の日程を手短に夏美に
伝えてから寝床に潜った。
直ぐに隣のベッドから夏美の寝息が聞こえてきた。
真紀はなかなか寝付けなかった。その理由は夏美とのツーリングもこれで
終わりかと思うとなんだか切なくなってきた。
毎日、朝から晩まで一緒に行動して事故の危険と隣り合わせで走っている
と連帯感というよりも妙に情が移ってくる。
この気持ちを夏美に伝えたい‥、だけど伝えられない‥。夏美には恋人が
いるし‥。悶々としている気持ちを抱えながら、やがて深い眠りについた。