ビター・スイート・ラヴ
その晩、珍しく浩輔の帰りが早かった。
食後にお茶を淹れて、浩輔に週末の予定を訊いてみた。
「前にあなたに話したことがあると思うけど、ライターの真紀さんから連絡
もらって、今週末に利根川のサイクリングコースに走りに行かないって誘わ
れたんだけど、行ってもいいかしら?」
「実は俺も週末ゴルフに行く予定があって、今晩、由香に相談しようと思っ
てたんだ。残念だな、予定がなければ君達に合流したんだけど。由香もぜひ
楽しんで来いよ。その真紀さんによろしく伝えてくれ。今度一緒に走りに行
きましょうって」
「それは、残念ね、美女二人と走れなくて。わかった、そう伝えておきわ。
あなたが週末、留守なら、私もおもいっきり羽をのばしてこよう」
由香は内心ガッツポーズをした。女性二人でお気楽に過ごせることに。
早速、真紀に電話をした。着信音のあと程なくして真紀が電話にでた。
「藤野ですけど、今晩は。週末の件ですが、大丈夫です」
「そう、よかった。神楽坂から車で迎えにいくけど土曜の朝の九時でどうで
すか? 後で由香さんのマンションまでの簡単な地図を送ってもらえる?」
食後にお茶を淹れて、浩輔に週末の予定を訊いてみた。
「前にあなたに話したことがあると思うけど、ライターの真紀さんから連絡
もらって、今週末に利根川のサイクリングコースに走りに行かないって誘わ
れたんだけど、行ってもいいかしら?」
「実は俺も週末ゴルフに行く予定があって、今晩、由香に相談しようと思っ
てたんだ。残念だな、予定がなければ君達に合流したんだけど。由香もぜひ
楽しんで来いよ。その真紀さんによろしく伝えてくれ。今度一緒に走りに行
きましょうって」
「それは、残念ね、美女二人と走れなくて。わかった、そう伝えておきわ。
あなたが週末、留守なら、私もおもいっきり羽をのばしてこよう」
由香は内心ガッツポーズをした。女性二人でお気楽に過ごせることに。
早速、真紀に電話をした。着信音のあと程なくして真紀が電話にでた。
「藤野ですけど、今晩は。週末の件ですが、大丈夫です」
「そう、よかった。神楽坂から車で迎えにいくけど土曜の朝の九時でどうで
すか? 後で由香さんのマンションまでの簡単な地図を送ってもらえる?」