ビター・スイート・ラヴ
以前はお互いをもっと思いやっていたのに。付き合って一年半も経っと、
つい我が儘を言ってしまう。
部屋の中に気まずい空気が流れた。
浩輔は気を取り直し、布団の上にちょこんと座っているあさみを抱きしめ
た。
最初、あさみは拗ねて泣いてイヤイヤをするように首を振り抵抗したが、
やがて浩輔を受け容れていった。
浩輔は指先で優しく涙を拭い取り、幼い子にするように頭を撫でてやる。
「ごめん、つい大人気ない態度を取っちゃって。明日もう一日、思う存分楽
しもうな」
あさみはしゃくりあげながら、こくりと頷いた。
つい我が儘を言ってしまう。
部屋の中に気まずい空気が流れた。
浩輔は気を取り直し、布団の上にちょこんと座っているあさみを抱きしめ
た。
最初、あさみは拗ねて泣いてイヤイヤをするように首を振り抵抗したが、
やがて浩輔を受け容れていった。
浩輔は指先で優しく涙を拭い取り、幼い子にするように頭を撫でてやる。
「ごめん、つい大人気ない態度を取っちゃって。明日もう一日、思う存分楽
しもうな」
あさみはしゃくりあげながら、こくりと頷いた。