ビター・スイート・ラヴ
食事を終えて真紀のおすすめCDをソファに寝そべって聴いていると、
由香の携帯が鳴りだした。
由香はメールを確認して、残念そうに真紀に告げた。
「真紀さん、ごめんなさい。もう帰らないと‥。めずしく主人が早く帰って
くるの。いつもは帰るメールしてこないのに‥私からまた連絡していい?」
「そう、残念だけど‥。私からもメールするね。今から車で送ろうか?」
「ありがとう。でも、大丈夫。途中で買い物して帰るから」
「じゃあ、駅まで送るよ。上着取ってくるから待ってて」
「はい」
お互い別れがたく、玄関で何度もキスを交わした。
十二月に入り、日が一段と短くなって辺は薄暗くなってきた。
それとは相反するように、街中はクリスマスムード、一色だ。
駅前で真紀と別れ、由香は地下鉄に乗った。
由香の携帯が鳴りだした。
由香はメールを確認して、残念そうに真紀に告げた。
「真紀さん、ごめんなさい。もう帰らないと‥。めずしく主人が早く帰って
くるの。いつもは帰るメールしてこないのに‥私からまた連絡していい?」
「そう、残念だけど‥。私からもメールするね。今から車で送ろうか?」
「ありがとう。でも、大丈夫。途中で買い物して帰るから」
「じゃあ、駅まで送るよ。上着取ってくるから待ってて」
「はい」
お互い別れがたく、玄関で何度もキスを交わした。
十二月に入り、日が一段と短くなって辺は薄暗くなってきた。
それとは相反するように、街中はクリスマスムード、一色だ。
駅前で真紀と別れ、由香は地下鉄に乗った。