ビター・スイート・ラヴ
「ひどーい、どうせ色っぽくないよ」
ミチルはわざと膨れ面をしてみせたが、すぐに機嫌を直した。
ベッドの中で抱き合ったものの階下に家族がいるので、ミチルがうっかり
声を出してしまわないように気を遣った。
ミチルは声を抑えてる分、より一層感じている様子だった。
真紀の傍らで余韻に浸っているミチルを抱き寄せ優しく頭を撫でた。
「真紀は相手にしてあげてばかりで、自分は感じるの?」
「すごく感じるよ。たとえばミチルが感じてる時の表情を見てるだけで感じ
ちゃう。ミチルが私に抱かれて感じてるんだなと思うと極端な話し、男じゃ
ないから射精はしないけど、ものすごく気持ちいい。そんなときは、ミチル
との子供が欲しいなぁって思う」
「私も真紀と結婚できたらどんなにいいだろうって想像する。まさか、私が
女の人とこうなるなんて思ってもみなかった」
「そりゃそうだよね。最初は私もミチルを意識してなかったし。唯、席が隣
同士というだけで‥」
「どうして、こうなったんだろう?」
ミチルはわざと膨れ面をしてみせたが、すぐに機嫌を直した。
ベッドの中で抱き合ったものの階下に家族がいるので、ミチルがうっかり
声を出してしまわないように気を遣った。
ミチルは声を抑えてる分、より一層感じている様子だった。
真紀の傍らで余韻に浸っているミチルを抱き寄せ優しく頭を撫でた。
「真紀は相手にしてあげてばかりで、自分は感じるの?」
「すごく感じるよ。たとえばミチルが感じてる時の表情を見てるだけで感じ
ちゃう。ミチルが私に抱かれて感じてるんだなと思うと極端な話し、男じゃ
ないから射精はしないけど、ものすごく気持ちいい。そんなときは、ミチル
との子供が欲しいなぁって思う」
「私も真紀と結婚できたらどんなにいいだろうって想像する。まさか、私が
女の人とこうなるなんて思ってもみなかった」
「そりゃそうだよね。最初は私もミチルを意識してなかったし。唯、席が隣
同士というだけで‥」
「どうして、こうなったんだろう?」