恋の傲慢⇔愛のエゴ






「このドヘンタイがぁぁっ!人の寝込みにナニさらしとんじゃ、ボケェ!殺ッテヤル殺ッテヤル殺ッテヤル・・・・」







間一髪っ!




携帯を叩き割ろうとした真昼の腕を掴んで、ベッドに抑え付けた。




しかし、握力だけで粉砕しそうな勢いだ。







「しかもいつわたしがアンタのラブラブ彼女よ!?貴様の脳みそほじくり出して、奥歯ガタガタ言わせてやるっ!?」







ドキッ



真昼が般若みたいな顔で何か怒鳴ってるのも素通りして、鼓動だけが大きく跳ねた。






勢いとは言え、ベッドに真昼を押し倒してるこの状況。






はっ・・・やべぇ、

キスしてぇ・・・
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