恋の傲慢⇔愛のエゴ
「ちょっとアンタ聞いてんの!?」
リサの動きが止まった瞬間を狙って、ポッキーに食らいついた。
うめぇ~・・・
ポッキーを嚥下してわたしは徐に首を振った。
「ったく、レージにも困ったモンだわ。ヤツの暴挙の煽りを食らってわたしが沖田総司に殺されたらどーしてくれんだっての。」
会長が直接愚痴るコトもないけど、
いっそ口で愚痴ってくれた方がまだ心易い。
噂濃度が上がるのに比例して
沖田ジェラシー濃度もバンバン濃くなっている。
巻き込まれるわたしと致しましては、
いつ討ち入り宣言だすんだ?と気が気ではない。