恋の傲慢⇔愛のエゴ







「・・・・倉田、さん?」




行き過ぎたトコロで声をかけて来たのは小泉の方。




足を止めて、なんでしょーか?と振り向いたわたしに
小泉は抱えていたファイルをぎゅっと掴んで、徐に口を開いた。









「アナタ、ズルイわ。レージ君がいながら、聡里にまで手を出して・・・。」








色々と・・・
色々な思考がぐるぐると回る。









会長曰く、この先どーなるかは、わたし次第らしい、ですけど。





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