恋の傲慢⇔愛のエゴ

interval+1.







「おはー。今日も朝から派手にやってたわね。」




朝っぱらから無駄なバトルでライフゲージをマイナスに掘り下げたまま教室へ到着。




すかさず、リサが人事よろしくケラケラ笑って突っ込んできた。




わたしは無言で数学のノートを広げた。



いわずもがな、レージのだ。





「てか、何やってンの?」


「ふっ・・・わたしが素直にノート取ると思ってんの?復讐よ、復讐。」



「パラパラ漫画って・・・色々な意味でジミにイタイわね・・・。」







コツコツとノートに棒人間を書いているわたしを呆れ顔で見下ろし、リサが溜息を吐く。



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