恋の傲慢⇔愛のエゴ
リサがケラケラ笑う。
「広夢君て、一番カワイソウな役回りよね。レージにも真昼にも使われるダケ使われて!」
「ぅぅ。諦めてるけど、改めて言われると折れるから言わないでよ、石黒さん・・・。」
涙目で溜息を吐いて、隣に腰を下ろした。
「正直なところ真昼って、レージのコトどー思ってンの?」
「あ、それアタシも聞きたい。」
広夢の質問にリサまで興味津々で身を乗り出してくる。
そんなこと聞いて、どーすんだ、
このバカ二人。