恋の傲慢⇔愛のエゴ

試合と共に戻ってきた広夢を小突きつつ、隣のコートの方へ目をやる




が、真昼は見つからない。







「にゃろう・・・オレから逃げ回る気か、上等だな、コラッ。」





「イタタッ!僕は真昼じゃないよぅ~。乱暴はヤメテ・・・」







捕獲した広夢の米神をグリグリしていたらしく、広夢が哀れっぽい声で訴えた。





おぅ、悪ぃ悪ぃ。





似た顔だからついうっかり・・・。


< 46 / 213 >

この作品をシェア

pagetop