恋の傲慢⇔愛のエゴ
いつにない爽やか笑顔が呆気なく引きつったのをフォローするように後ろから声がした。
「・・・悪い。うっかりけっ躓いた。」
怒ってるのかというような素っ気ないセリフに、わたしの胸はドキーンと高鳴った。
恐る恐ると振り向いて
きゅーん★★★
「俳優のっ・・・・近藤勇!!モノホンっっ!!」
「・・・一応突っ込んどくが、円藤イサムな?」
オマエホントにファンなのか?という隣のぼやきはこの際スルーする。