立ち上がれ!!!!
そのあと。
うちらは屋上に向かった。
花音はさあやがあまりにも怖いのかさっきから顔を上げない。
無理もない。
うちも、まださあやに声もかけれずいる。
そんなときだった。
リーダー格のさあやに唯一、モノをさらッと言える、夏樹がさあやに声をかけた。
「おい、さあや!
なんで羽橋をほっといたんだ?!
これじゃクラスの奴らにもなめられちまうだろ!!」
そう言って近くの消火器をける。
さあやは、ぎゃははッと笑って答えた。
「-----言葉通りだよ。
あいつはマジで後悔させる・・・
いじめてやるよ、不登校になるまで」
夏樹はあざける。
「きゃはッ、そりゃいーじゃん!!」
何、何言ってんねん・・・
こいつら・・・・
頭おかしい!!
イカレとる・・・
嫌、嫌やで?
うちはそんなことしたないねん・・・