立ち上がれ!!!!
「おぉ!そうやそうや。」
うちもたちあがって笑う。
花音はあいかわらずネイルを眺め続けている。
「ぃゃ~。
あんな奴に触れたくなぁぁぃ・・・」
どうやら花音は、どうして爪を汚さずに羽橋 京華に触れるかをかんがえているようだ。
・・・で、
その当人の羽橋 京華は___________
一人だった。
さっきの手紙の効果は絶大だったようだ。
やっぱりうちらにモノ申せる奴なんてそうそうおらん。
こいつぐらいなもんや。
うちらはそうして羽橋 京華の席へと近づいた。