立ち上がれ!!!!
羽橋 京華はうちらを睨みつける。
「・・・何」
ひどく低い声。
やっぱり夏樹は腹をたてる。
「あぁ!?
誰に口きいてんだ、ごらッ!?」
夏樹がそう言った瞬間、さあやは怖いぐらい笑顔で、言う。
「さっきはごめんね?
あたし、羽橋さんと仲良くなりたいの。
そういえば羽橋さん、髪の毛すごくきれい・・・」
その瞬間。
花音がネイルの液を、いきなり羽橋 京華にぶっかけた。
ぽたり・・・
ぽたりと、羽橋 京華の頭からはネイルの液がこぼれる。
「・・・・・・・。」