立ち上がれ!!!!
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「・・・なんで、や」
うちは乱れた髪も無視して、羽橋 京華に聞いた。
羽橋 京華はただ、顔を崩さない。
「・・・何のこと。」
ソプラノのよく通る声で言い放つ羽橋 京華。
ウチは羽橋 京華の首根っこを掴んだ。
「お前は・・・ッ!!
羽橋 花の・・・双子なんやろ!?」
うちは息切れしている。
こいつが、こいつがそうなのか?
そんな疑問が頭によぎって。
「そうよ。・・・妹。」
羽橋 京華は・・・真実を告げたのだ。