立ち上がれ!!!!





「京華。」



初めて、名前を呼んだ

花の姉。





「斎藤 章・・・。あなた・・・。」



そう言う京華の言葉を遮って、ウチは言った。




「章。


章って呼んで。ウチの大事な名前やから。」





京華は一瞬目を丸くして。


それから少し微笑んだ。






「ありがとう、章」

















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