立ち上がれ!!!!




京華は、ただ真っ直ぐウチを見つめて話を聞いてた。


「あん時だけ正義感ぶって・・・
アホみたいやな?ウチが何もかもやったっていうのに」


ウチは拳を握りしめた。


このままじゃどうにかなりそうだった。







「・・・そうね」



やっと京華は口を開いた。




短い黒髪を風に煽らせて。







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