不気子ちゃん
先生は休んで居た私に一言も触れずそのまま授業に入った。


いつもと何も変わらなかった


私が居ようが居まいが関係無いように


…ふと机に手を入れながら疑心が生まれた。


正門の前で一人金縛りに合い動けない私を見捨て嘲笑うかのように行ってしまった不気子


彼女があの首無し人形を入れたのではないか?


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