不気子ちゃん
友人
「ねぇ、不気子ちゃん」


「‥‥‥。」


「ねぇ、ってば」



「‥‥‥‥。」


‥‥ちっまた無視か。




と一緒に帰っていると突然不気子はササササ‥‥‥っと両手を地面に突いて走り出した。



『‥‥ぎゃあっっ』


その不気子の奇妙な行動に直子は思わず後ろに倒れそうになった。


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