不気子ちゃん




朝の登校時間


いつもと同じように一人また一人と教室に集まりだした

いつもと変わらない朝


ガラリ
扉が開いた
「おはようございます!」

先生だ
「おはようございまーす」

いつもと変わらない光景




ただ違うのは直子の席のくっきりと残った釘の後と直子の姿が無い事だった





< 56 / 60 >

この作品をシェア

pagetop