愛をください

夕方前になり、
翔は用事があったから
バイバイすることになった。

「じゃーな」

「じゃぁね」

そーいって手を振り別れた。

帰り道、頭の中は
キスのことだらけ

なんでしたんだろう…
うちに気があるのか?

んなわけない、
そんな調子に乗ったらあかん

そう胸に言い聞かせていた

少しの期待もして。


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