「お誕生日おめでとう」
「なんでもねーよ! ほら、早く宿題終わらせるぞ」
「えー、ちょっとお休みしようよ~」
ペチッ
俺は真輝のおでこを軽く叩いた。
「おまえ、さっきからずっと休んでばっかりだろうが。真面目にやんないなら、俺、帰るぞ?」
「ヤダ! 真面目にやって終わらせるから、終わったら推理クイズしよう? ねっ?」
そう言って、急に宿題の続きをやり始めた、真輝。
思わず苦笑いをしてしまう。
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