「お誕生日おめでとう」

「なんでもねーよ! ほら、早く宿題終わらせるぞ」

「えー、ちょっとお休みしようよ~」



ペチッ

俺は真輝のおでこを軽く叩いた。



「おまえ、さっきからずっと休んでばっかりだろうが。真面目にやんないなら、俺、帰るぞ?」

「ヤダ! 真面目にやって終わらせるから、終わったら推理クイズしよう? ねっ?」



そう言って、急に宿題の続きをやり始めた、真輝。



思わず苦笑いをしてしまう。



< 7 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop