君の後ろ。【僕のとなり。続編】

二回目の海。


 今日はバイクでまたあの海に連れて行ってくれた。

 さすがに寒かったけど,純のポケットに入れられた手はとっても暖かかった。幸せのぬくもりだった。

 
 浜辺に座った。


  「もう、俊がおらんくなって何年だろ。」

  『あっという間だったよねえ』

  「うん。…そういやー俺らの初チューここだよね?」

  『え…?ゥ…うん。』

  「じゃあ初エッチもここで今!!」

  『純のエロ!!』

 私たちはまだしてない。する機会はあったけど…怖かった。俊と約束してたから。初めては俊とって。

  だから純は「あせらんでいいから」といってくれた。
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