ShadoucityTokyo
「…ロイドでは無いか…」


「おいお前。何故此処にいるのか解るか?」


「わかりません」

「なら、こっちに来てくれ」


カチャっと銃を下ろす


どうやら殺される心配はなさそうだ


「着いた」

着いたのは学校

「…市立第2中学校?」

「おいで」

学校に入り、階段を登る


酷く崩れている

一つの教室に着く

「ユイカです」


ガラッとドアを開ける

「待ってたよ」

「ユイカが帰って来たよ!」

「ああ」

「了解」

「今行く」

全員が揃った

「紹介します。新入りの…」

ピッと右手の腕に着いているブレスレットを押す

「海浜愛梨」

「愛梨だ」


「えっと…」


「きみは認められたのさ…私達ShadoucityTokyoに」

「ShadoucityTokyo?」


「私達の戦線のネーム
ここTokyoでロイドと戦う戦線よ」


「ロイド?」


「とりあえずあなたはあたし達ShadoucityTokyoのメンバーよ
まずは、鍵を作りましょう」

「鍵?」

「そう、この世界でロイドと戦う為に必要なの」


「自己紹介がまだだったわねあたしの名前はユイカ、青い髪がユリア紫の髪がシオンよ」


「よろしく」

ユリア「足手まといにならないで欲しいわ」

シオン「よろしく(笑)ユリアはツンデレなのよ(笑)」


ユリア「別にツンデレじゃない」

ユリア「あたしはとにかくアイリ、あなたを認めない」


ユリア「緑の髪なんて…」


ユイカ「まあとにかく、鍵作りに行くよ!」


「ここに手をかざして」

かざす

「ブレスレットが取れて行く」


「鍵ができていく」

ブレスレットの粒子が鍵になっていく


「!緑のエンジェルウィング…」


緑の天使の羽根が鍵の飾りについている

「これが、鍵」


ユイカ「肌身離さず持ってなさい」


ユイカ「いつロイドに連れていかれるかわからないから」


「あの…ロイドって?」


ユイカ「ロイドはコンピューターアンドロイド、人間に似てるケド、感情は無く、ただ、あたし達を連れて行くだけ」


「連れて行く?」

ユイカ「南半球に連れて行く」

「どうして?」


ユイカ「決まってるわ、殺す為よ…」


「殺す?」


ユイカ「殺す。実際に連れて行かれて死体が帰って来たわ」
「! 何で?」

「わからないから戦うのよ」


「戦う運命」
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