それでも貴方が大好きです
第2章
―お互いの意識―
はい、いよいよです!!
海にやってきました!
「ヤッホーイ!!」
「るっせ…」
この雰囲気を悪くすんなよな…
もししたらあんたのこと殴るんだから!!
「游李行かないの?」
「あっ行く行く!」
ポカーンってしてて忘れてた
「游李〜?慶吾君と同じ部屋ってこと覚えてた?」
…………………!
確か言われたような…
「……一応……」
「そう?ならよかった!」
いやいや私は嫌なんですけどね?
まっいっか適当に過ごせばいいしね?
「「よし!!部屋探検するぞ…おぅ!!」」
2人そろって言った。
「じゃ私達は2人で見に行くから〜」
「へいへい」
はぁめんどくさい…
「行くぞ」
そして私達も無言で入口を去る。